ポスター掲示要領

 

ポスターパネルは 横90cm,縦210cmのものを用意いたします。画鋲またはテープは事務局で用意いたします。また,昨年度のようにたくさんのポスターパネルを用意することは講演会場の関係上できませんでした。よって各ポスターは少なくとも発表日の夕刻にははがしていただくことになります。ご了承ください。


ベストポスター賞について

賞の趣旨

本賞は前回の第15回化学反応討論会から始まりました.この賞を設けたことについての賛否両論がありますが,それは評価の基準に関する意見が多いようです.しかし,総じて今後も続けたほうがよいと意見が多く,引き続き今回も行うことにしました. 第16回化学反応討論会の「ベストポスター賞」は以下の趣旨に基づいて行います.

本討論会におけるポスター発表は発表件数の8割強を占めることを考えると,その役割はきわめて重要である.つまり,ポスター発表を介して同じ研究領域の者であれば深く議論ができるし,たとえ領域が異なっていても共通の興味を抱くきっかけや予想外の批評や助言を得ることができる. 今回のポスターセッションでは,学生が行う件数が半数を超える割合を占めている.このことは,発表する者が必ずしも幅広い専門的知識を持たなくても,狭い範囲ではあるが,研究成果を紹介する機会としてポスター発表を利用しているものと考えられる.つまり,ポスターセッションは自分の研究が何かを他人に知ってもらう場であろう.そのような場を有効に使うべく努力をした結果が高く評価されれば演者のいっそうの励みになるはずである.参加者全員でこのような発表者を選びベストポスター賞として表彰したい. 本プログラム委員会は,今後の討論会においても口頭発表とは異なる意義や効用をポスター発表に見出してもらい,優れた研究が積極的にポスターセッションで発表され活発な討論が行われることを願うものである.

審査方法

  1. 本討論会の参加者全員が審査し,採点結果を投票することができる.
  2. 審査および投票は第1日目と第2日目に分けて行う.投票用紙は要旨集に添付した指定の用紙(青色)を切り取って用いる.投票は二日とも当日午後4時30分までとする. 3. 各自持ち点を5点とし,優れていると判断したポスターを選んで,1点単位で持ち点を自由に配分することができる.必ずしも持ち点全てを使い切る必要はない.
     

審査基準

  1. 基準は特に設けない.全員が採点するという意味から,採点の基準を限定することは不可能である.研究内容の質の優劣,プレゼンテーションの善し悪し,質問に対する答え方,演者がはらった努力などを総合した各自の判断にまかせる.

審査対象

  1. 発表者(実際に説明する人)が,大学院または学部に所属する学生のポスター発表に限る.
  2. 学生のポスターは初日の1P01から1P40までと二日目の2P01から2P41までである.(三日間ともポスター番号が51番以上のものは一般の発表である) 3. 当該学生は発表者リストの筆頭でなてもよい. 表彰 1.初日と二日目の得点の多いポスターから数件づつをベストポスター賞の対象として選び,懇親会の会場で表彰する。

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